皆さんご存じのように、2020年から大学入試が大きく変わります。

センター試験にかわる試験が導入されるとのことですが、とりわけ英語の入試は今までと大きく傾向が異なると言われています。

「グローバル化に対応したコミュニケーション力の育成」をめざし、「受け身で「読む」「聞く」ができるというだけでなく、主体的に考え、表現できるよう「話す」「書く」も含めた四技能を総合的に育成、評価することが重要」と考えられており、従来の入試とは大きく異なったものになります。

従来の教育ではどうしても「聞く」と「話す」力を正当に評価することが難しく、ペーパーテストに偏りがちでした。それをもっとリスニングとスピーキングにも重点を置いた評価方法を取り入れるようにかわると言われています。

現在、英語においては「民間の資格・検定試験も積極的に活用する」とされており、英検準一級以上に合格しているか、またはTOEIC780点以上をもっていると英語の試験を満点にするという案が審議されています。

現在すでにセンター試験の英語の配点は他の教科よりも高く、リスニング50点を加えて英語だけ250点満点になっています。これを考えても社会全体のニーズはリスニングとスピーキングを重く考えていると言えます。

この傾向は今後さらに加速化します。実際、東京都では、2020年から都立高校の入試でスピーキングテストを採用することが決まりました。今後、日本全国で高校入試にスピーキングテストが導入され、ひいては私立中学の入試にも導入されることが予測されます。こういった急速な入試構造の変化に対応するためには、早い時期からリスニングとスピーキング力をつけておくこと、そして大学入試や就職にも役立てられるように、事前準備を十分に行っておくことが大切ではないかと思います。

それから意外に見落とされているのが、私大入試の際にTOEICの点数が重要視されているという点です。

AO入試や自己推薦入試などではTOEICが730~770点ほどあれば英語の筆記試験が免除されるなど、大学によって優遇措置がとられています。こういった入試は一般的に高3の8月ごろから受付が開始されますから、それまでにTOEIC700点以上をとっておく必要があります。

英検、TOEICのどちらも、勉強を始めてすぐに成果が出るものではありません。毎日の積み重ねやトレーニングが成果となって目に見えるほどになるには年数がかかります。それだけ地道な努力を積み重ねて初めて身につく能力なのです。

ABC English Schoolでは、小学5年生以上の方には英検クラスと会話クラスの併用をお勧めしています。文法を理解することでより英語全体が理解しやすくなり、学習を進めやすくなるからです。そして中学校を卒業するまでに英検準2級合格を勧めています。

そして高校生になったらTOEICに取り組み、高3になる頃には公式記録として700点以上がとれるように勉強を進めるよう、アドバイスしています。受けたことがある方ならおわかりだと思いますが、高校生が特に勉強もせずにTOEICを受けても、400点とれない方はかなりいます。それなりにコツをつかんで勉強しないと700点以上をとることは難しいのです。

 

これからの時代、「感じる英語」ではなく、「使える英語」が必要です。しかしだからといって机の上での勉強が必要ないのではありません。文法を理解しながらリスニングやスピーキングも同時に身につける「総合的な英語力」が求められるのです。

塾でもなく、英会話のみを教える教室でもなく、時代に応じて個々の希望に対応するレッスンが提供できる教室を私達は目指しています。私たちABC English Schoolは皆様に応じたアドバイスをさせていただきたいと思っています。

留学、大学進学などについて疑問に思っておられることがあれば、遠慮なくご相談下さい。

 

スクール代表

小瀬 千里