TOEICを受けたものの、「履歴書にどう書けばいいの?」「この点数でも書いていいの?」と迷う方は多いです。
特にTOEIC500〜600点台の場合、英語力をアピールしたい気持ちはあっても、採用担当者にどう見られるのか不安になりますよね。
この記事では、TOEICの履歴書への正しい書き方や、何点から書けるのか、資格欄・職務経歴書での記載例まで解説します。
履歴書にTOEICを書くか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
TOEICは履歴書に書いてもいい?
TOEICは、履歴書に書いて問題ありません。特に英語を使う仕事や、英語学習への意欲を伝えたい場合は、スコアが強みになることがあります。ただし、すべてのスコアが同じように評価されるわけではありません。ここでは、TOEICが履歴書でどう見られるのか、何点から書けるのかを整理します。
TOEICは英語力を証明できる資格として評価される
TOEICは、英語のリスニング力とリーディング力を客観的に示せる試験です。履歴書に記載することで、「英語をどの程度理解できるのか」を採用担当者に伝えやすくなります。
TOEIC Listening & Reading Testは、リスニング約45分・100問、リーディング75分・100問の合計200問で構成されています。結果は合否ではなく、10〜990点のスコアで表示されます。
参考資料:IIBC TOEIC Program「TOEIC Listening & Reading Test」
参考資料:IIBC TOEIC Program「テスト結果について」
つまり、TOEICは「英語が得意です」と感覚で伝えるよりも、数字で英語力を示せる点がメリットです。
特に事務職、営業職、貿易事務、外資系企業、ホテル、旅行、航空、Webマーケティングなど、英語に触れる可能性がある仕事では評価されやすくなります。
メモ
TOEICは英会話力そのものを証明する試験ではありません。履歴書では「英語の基礎力」「英文読解力」「リスニング力」を伝える材料として使うのが自然です。
英会話力に不安がある場合は、履歴書でTOEICスコアを記載しつつ、面接では「現在も英語学習を継続しています」と伝えると印象が良くなります。
TOEICの学習を続けながら英語力を伸ばしたい方は、TOEICの勉強を継続するコツも参考にしてください。
TOEICは何点から履歴書に書ける?
TOEICは明確に「何点以上でなければ履歴書に書けない」という決まりはありません。ただし、一般的には600点以上であれば履歴書に書きやすいと考えてよいです。
500点台でも、応募職種や状況によっては記載して問題ありません。たとえば、英語をメインで使わない仕事であれば、500点台でも英語学習への意欲を伝える材料になります。
一方で、英語を使う職種や外資系企業を目指す場合は、700点以上あるとよりアピールしやすくなります。
| TOEICスコア | 履歴書での見え方 | おすすめの書き方 |
|---|---|---|
| 500点台 | 基礎的な英語力がある | 学習意欲とセットで伝える |
| 600点台 | 履歴書に書きやすい | 資格欄に記載する |
| 700点台 | 英語力のアピールになる | 自己PRでも触れる |
| 800点以上 | 強みとして評価されやすい | 職務経験と結びつける |
上記はあくまで目安です。採用担当者はスコアだけでなく、応募職種との関連性や、入社後にどう活かせるかも見ています。
たとえばTOEIC600点でも、「英文メールの読解に抵抗がない」「英語学習を継続している」と伝えれば、前向きな印象につながります。
- TOEIC500点台は学習意欲とセットで記載する
- TOEIC600点台は履歴書に書きやすい目安になる
- TOEIC700点以上は英語力のアピール材料になる
- TOEIC800点以上は転職活動で強みになりやすい
今のスコアから800点以上を目指したい方は、TOEIC800点を目指す人におすすめの参考書もあわせて確認してみてください。
TOEICを履歴書に書いた方が良いケース
TOEICは、応募する仕事と英語の関係性がある場合に書いた方が効果的です。特に、業務で英語資料を読む可能性がある仕事や、海外とのやり取りが発生する仕事では、スコアが判断材料になります。
具体的には、貿易事務、海外営業、英文事務、ホテル、旅行業界、航空業界、外資系企業などです。また、Webマーケティング職でも、海外ツールの情報収集や英語の一次情報を読む機会がある場合はアピールになります。
一方で、英語をまったく使わない職種でも、TOEICスコアは「継続して勉強できる人」という印象につながることがあります。
TOEICを履歴書に書いた方が良いケース
- 英語を使う仕事に応募する場合
- 海外企業や外資系企業に応募する場合
- 英文メールや英語資料に触れる可能性がある場合
- 未経験職への転職で学習意欲を伝えたい場合
- 他の応募者との差別化材料がほしい場合
ただし、TOEICを書くだけで必ず評価されるわけではありません。大切なのは、応募先の仕事と結びつけて伝えることです。
たとえば、Webマーケティング職に応募するなら「英語の一次情報を読むためにTOEIC学習を継続している」と伝えると、仕事への活かし方が明確になります。
英語力だけでなく、仕事に活かせる学習姿勢も伝えたい場合は、TOEIC学習のモチベーションを維持する方法も参考になります。
TOEICの履歴書の正しい書き方
TOEICを履歴書に書くときは、正式名称・取得年月・スコアを正しく記載することが大切です。略称だけで書いたり、取得時期を書かなかったりすると、採用担当者に伝わりにくくなります。ここでは、資格欄への記載例や職務経歴書での書き方まで具体的に解説します。
TOEICの正式名称を書く
履歴書に書く場合は、できるだけ正式名称で記載しましょう。一般的には「TOEIC Listening & Reading Test」と書き、取得スコアを続けて記載します。
履歴書の資格欄では、略して「TOEIC 650点」と書いても意味は伝わります。ただし、より丁寧に見せるなら、正式名称を使う方が安心です。
特に転職活動では、履歴書の小さな書き方にも丁寧さが出ます。正式名称で書くことで、資格情報を正確に伝えようとする姿勢も見せられます。
- TOEIC Listening & Reading Test 650点 取得
- TOEIC L&R 650点 取得
- TOEIC Listening & Reading Test スコア650
おすすめは「TOEIC Listening & Reading Test 650点 取得」です。正式名称、スコア、取得事実がひと目で分かります。
メモ
TOEICにはListening & Reading Testのほかに、Speaking & Writing Testsなどもあります。履歴書では、どのテストのスコアなのか分かるように書くことが大切です。
TOEICの種類を混同しないためにも、正式名称を使って記載しましょう。
履歴書の資格欄への記載例
履歴書の資格欄には、取得年月、正式名称、スコアの順番で書くと分かりやすくなります。採用担当者が見たときに、いつ取得したスコアなのか、どの試験なのかをすぐ確認できるからです。
たとえば、2025年4月にTOEIC650点を取得した場合は、以下のように記載します。
履歴書の資格欄への記載例
- 2025年4月 TOEIC Listening & Reading Test 650点 取得
- 2025年4月 TOEIC L&R Test 650点 取得
- 2025年4月 TOEIC Listening & Reading Test スコア650取得
履歴書では、資格名を長く書きすぎると欄が窮屈になることがあります。その場合は「TOEIC L&R Test」と短くしても問題ありません。
ただし、「英検」「簿記」など他の資格と並べる場合は、表記をそろえると見やすくなります。
| 項目 | 書き方 |
|---|---|
| 年月 | 取得した年月を書く |
| 資格名 | TOEIC Listening & Reading Testと書く |
| スコア | 650点のように点数を書く |
| 語尾 | 取得と書く |
資格欄では、長い説明は不要です。詳しくアピールしたい場合は、自己PR欄や職務経歴書で補足しましょう。
たとえば、「英語学習を継続し、TOEIC650点を取得しました。今後は800点を目標に学習を続けています」と書けば、成長意欲も伝えられます。
TOEICスコアを書く位置
TOEICスコアは、基本的には履歴書の資格欄に書きます。資格欄に書くことで、採用担当者がスキルや資格を確認するときに見つけやすくなるためです。
ただし、TOEICをより強くアピールしたい場合は、自己PR欄や職務経歴書にも自然に入れると効果的です。
たとえば、資格欄にはスコアだけを書き、自己PR欄では「英語学習を継続していること」や「業務にどう活かしたいか」を書きます。
TOEICを書く位置の使い分け
- 資格欄:TOEICの取得年月とスコアを書く
- 自己PR欄:英語学習への姿勢や強みを書く
- 職務経歴書:実務経験や応募職種との関連性を書く
たとえば、資格欄だけに「TOEIC Listening & Reading Test 650点 取得」と書いても問題ありません。
しかし、英語を使う仕事に応募する場合は、それだけでは少しもったいないです。
自己PR欄で「英文資料の読解に抵抗がなく、現在もTOEIC800点を目標に学習を継続しています」と補足すると、採用担当者が入社後の活躍をイメージしやすくなります。
TOEICの点数を履歴書で活かすには、スコアアップだけでなく伝え方も大切です。今後さらに点数を伸ばしたい方は、TOEIC単語の効率的な覚え方もチェックしてみてください。
職務経歴書に書く場合の例文
職務経歴書にTOEICを書く場合は、単にスコアを書くのではなく、仕事との関連性を入れることが大切です。職務経歴書は「何ができる人なのか」を伝える書類なので、TOEICスコアも実務にどうつながるかを意識しましょう。
たとえば、事務職なら英文メールや資料読解、Webマーケティング職なら海外情報のリサーチ、営業職なら海外顧客とのやり取りに関連づけられます。
職務経歴書で使えるTOEIC記載例
- TOEIC Listening & Reading Test 650点を取得しており、英文資料の読解にも抵抗なく取り組めます。
- 現在はTOEIC800点を目標に学習を継続しており、英語を使う業務にも前向きに取り組みたいと考えています。
- 英語の一次情報を確認する習慣があり、海外ツールや英語資料のリサーチにも活かせます。
Webマーケティング職を目指す場合は、以下のような書き方も自然です。
- TOEIC Listening & Reading Test 650点を取得。英語の一次情報を読む習慣があり、海外SEOやマーケティング関連の情報収集にも活かせます。
このように書くと、TOEICスコアが単なる資格ではなく、応募職種に活かせるスキルとして伝わります。
一方で、「英語でビジネス交渉ができます」「ネイティブと問題なく会話できます」など、実力以上に見える表現は避けましょう。
TOEIC500〜600点台の方は、英語の基礎は少しずつ身についています。ただ、履歴書で評価を高めたいなら、次は700点、800点を目指して学習を続けることが大切です。
特にPart5の文法と語彙を固めると、リーディングの土台が安定しやすくなります。文法対策を進めたい方は、TOEIC Part5の勉強法も参考にしてください。
また、本番形式に慣れてスコアアップを目指すなら、TOEIC公式問題集の使い方とレビューも役立ちます。
メモ
TOEICを履歴書に書く目的は、点数を見せることだけではありません。採用担当者に「英語を学ぶ意欲がある」「仕事に活かそうとしている」と伝えることが大切です。
まとめると、TOEICは履歴書に書いて問題ありません。600点台であれば資格欄に記載しやすく、500点台でも応募職種によっては学習意欲のアピールになります。
履歴書では正式名称・取得年月・スコアを正しく書き、職務経歴書では仕事への活かし方まで伝えましょう。
今のスコアに自信がない場合も、学習を続ければ履歴書でより強くアピールできるようになります。まずは単語、文法、公式問題集の復習から始めて、TOEIC800点以上を目指していきましょう。
TOEICスコア別の履歴書での評価目安
TOEICはスコアによって、履歴書での見え方が変わります。大切なのは、点数だけで一喜一憂するのではなく、応募職種に合わせてどう伝えるかです。ここでは、TOEIC500点から900点以上まで、履歴書でどのように評価されやすいのかを整理します。
TOEIC500点の評価
TOEIC500点は、英語の基礎を少しずつ理解できている段階です。履歴書に書いてはいけない点数ではありませんが、英語力を強くアピールするにはやや弱い印象になる場合があります。
特に、英語を日常的に使う職種では、500点台だけで高く評価される可能性は高くありません。
ただし、英語をほとんど使わない職種であれば、学習意欲を伝える材料になります。
- 英語を使わない職種なら記載しても問題ない
- 英語職種ではアピール力が弱い場合がある
- 学習継続中であることを自己PRに入れるとよい
500点台からスコアアップを目指すなら、まずは語彙と文法の基礎固めが大切です。単語学習に悩んでいる方は、TOEIC単語の効率的な覚え方も参考にしてください。
TOEIC600点の評価
TOEIC600点は、履歴書に書きやすい目安になります。英語の基礎力があることを示しやすく、一般的な事務職や営業職、Webマーケティング職などでもプラスに働く可能性があります。
もちろん、600点だけで「英語が得意」と強く言い切るのは避けた方が安全です。
しかし、英文メールの読解や簡単な英語資料の確認に前向きであることは伝えられます。
メモ
TOEIC600点台は、英語の基礎力と学習継続力を伝えやすいスコアです。英語を専門的に使う職種でなければ、十分アピール材料になります。
現在600点台で伸び悩んでいる方は、学習方法を見直すことで700点以上を狙えます。スコアアップの進め方は、TOEICを2ヶ月で伸ばす勉強法も参考になります。
TOEIC700点の評価
TOEIC700点は、履歴書で英語力をアピールしやすいスコアです。一般的な企業であれば、英語学習をしっかり続けてきた印象を与えやすくなります。
また、英文メールや英語資料を読む機会がある仕事でも、前向きに評価されやすい点数です。
英語をメインで使う職種では、さらに高いスコアを求められる場合もありますが、700点台は十分に強みとして書けます。
TOEIC700点台で伝えやすい強み
- 英語の基礎力がある
- 英文読解に抵抗が少ない
- 継続して学習できる
- 入社後も英語力を伸ばせる可能性がある
ただし、TOEIC700点でも英会話がスムーズにできるとは限りません。
面接で英語力を聞かれた場合は、「読む・聞く力を中心に学習しており、現在は話す練習も進めています」と伝えると誠実です。
TOEIC800点の評価
TOEIC800点は、履歴書でかなり強いアピール材料になります。英語を使う仕事に応募する場合でも、基礎力の高さを伝えやすいスコアです。
TOEIC800点以上があると、英語学習への本気度や、目標に向かって努力できる姿勢も伝わります。
特に転職活動では、実務経験と組み合わせることで評価されやすくなります。
たとえばWebマーケティング職なら、「海外SEOや英語の一次情報を確認できる」と伝えられます。
事務職なら、「英文メールや英語資料の確認にも対応できる」と書くと自然です。
TOEIC800点を目指している方は、TOEIC800点を目指す人におすすめの参考書もチェックしてみてください。
TOEIC900点以上の評価
TOEIC900点以上は、非常に高い英語力を示せるスコアです。履歴書では大きな強みになり、英語を使う職種でも注目されやすくなります。
ただし、900点以上でも「英会話が完璧」とは限りません。
TOEIC L&Rは、リスニングとリーディングの力を測るテストです。そのため、スピーキング力やライティング力まで証明したい場合は、実務経験や英会話経験もあわせて伝える必要があります。
参考資料:IIBC TOEIC Program「TOEIC Listening & Reading Test」
| スコア | 履歴書での評価目安 | 伝え方 |
|---|---|---|
| 500点台 | 基礎学習中 | 学習意欲を伝える |
| 600点台 | 記載しやすい | 資格欄に書く |
| 700点台 | 強みになる | 自己PRにも入れる |
| 800点台 | 高評価につながりやすい | 職種と関連づける |
| 900点以上 | 大きな強みになる | 実務経験も添える |
スコアが高いほど評価されやすくなりますが、最終的には応募職種との相性が大切です。
TOEICを履歴書に書く際によくある失敗
TOEICは履歴書に書ける資格ですが、書き方を間違えると逆に印象を下げることがあります。特に、正式名称の省略、古すぎるスコア、取得予定の記載、スコアの水増しには注意が必要です。ここでは、履歴書で避けたい失敗例を具体的に解説します。
TOEICの正式名称を書いていない
よくある失敗は、資格欄に「TOEIC 600点」とだけ書くことです。意味は伝わりますが、履歴書では少し雑に見える場合があります。
TOEICには複数のテストがあるため、どのテストのスコアなのか分かるように書くことが大切です。
基本的には「TOEIC Listening & Reading Test 600点 取得」と書きましょう。
- NG例:TOEIC 600点
- OK例:TOEIC Listening & Reading Test 600点 取得
- OK例:TOEIC L&R Test 600点 取得
正式名称で書くだけで、履歴書全体の丁寧さも伝わります。
古すぎるスコアを記載する
TOEICのスコア自体に有効期限はありませんが、履歴書に書く場合は取得時期に注意が必要です。
10年前のスコアをそのまま書くと、「現在も同じ英語力があるのか」と疑問を持たれる可能性があります。
そのため、できれば2年以内のスコアを書くのが無難です。
参考資料:IIBC TOEIC Program「テスト結果について」
古いスコアを書く場合は、「現在もTOEIC800点を目標に学習中です」と補足すると前向きな印象になります。
取得予定のスコアを書く
まだ取得していないTOEICスコアを履歴書に書くのは避けましょう。
たとえば、「TOEIC700点取得予定」「TOEIC800点目標」と資格欄に書くのは不適切です。
資格欄は、実際に取得した資格やスコアを書く場所だからです。
ただし、自己PR欄で「現在TOEIC800点を目標に学習中」と書くのは問題ありません。
メモ
資格欄には取得済みの事実を書きます。目標スコアや学習中の内容は、自己PR欄や面接で伝えましょう。
学習中であることは、努力や向上心のアピールになります。
書く場所を間違えないことが大切です。
スコアを盛って書く
TOEICスコアを実際より高く書くのは絶対に避けましょう。
採用後に証明書の提出を求められる場合がありますし、面接で英語力について深掘りされたときに矛盾が出る可能性もあります。
何より、履歴書の内容を偽ることは信頼を失う原因になります。
たとえば、実際は620点なのに650点と書くのもよくありません。
点数に自信がない場合は、正確なスコアを書いたうえで「現在も学習を継続している」と補足しましょう。
IPテストを公開テストのように書く
TOEIC IPテストのスコアを書く場合は、IPテストであることが分かるように記載しましょう。
IPテストを受けたにもかかわらず、公開テストのように見える書き方をすると、採用担当者に誤解を与える可能性があります。
書く場合は「TOEIC Listening & Reading IP Test 650点 取得」のように記載すると分かりやすいです。
IPテストを書く場合の記載例
- TOEIC Listening & Reading IP Test 650点 取得
- TOEIC L&R IP Test 650点 取得
- TOEIC IPテスト 650点 取得
IPテストも英語力を示す材料になりますが、公開テストと完全に同じ扱いに見せないことが大切です。
TOEICを履歴書に書くときは、正確さと誠実さを意識しましょう。
正しい書き方ができれば、TOEIC500〜600点台でも英語学習への意欲を伝えられます。
さらに評価を高めたい方は、TOEIC Part5の勉強法やTOEIC公式問題集のレビューも参考にしながら、次のスコアアップを目指してみてください。
TOEICに有効期限はある?
TOEICを履歴書に書こうとしたときに、「何年前のスコアまで使えるの?」「昔取得したスコアでも評価される?」と疑問に思う方は多いでしょう。
実は、TOEICの有効期限については誤解されることが少なくありません。
結論からいうと、TOEICにはテスト開発元であるETSが定める有効期限の考え方がありますが、実際に採用や出願で利用できるかどうかは企業や学校ごとに異なります。
ここでは、TOEICの有効期限の考え方や、古いスコアしかない場合の対処法を解説します。
ETSはTOEICスコアの有効期限を2年としている
TOEICテストの開発元であるETSは、TOEICスコアの有効期限を2年としています。
これは、英語力が時間の経過によって向上したり低下したりする可能性があるためです。
そのため、ETSはできるだけ最新のスコアを参照・利用することを推奨しています。
参考資料:IIBC「【TOEIC L&R】スコアに有効期限はありますか?」
ただし、2年を過ぎたスコアが自動的に無効になるわけではありません。
あくまでETSが「現在の英語力を判断するためには、できるだけ新しいスコアを利用することが望ましい」と考えているということです。
メモ
TOEICスコアが2年後に消えるわけではありません。ETSが「最新の英語力を示すためには2年以内のスコアが望ましい」としている点を理解しておきましょう。
企業や学校によってスコアの取り扱いは異なる
TOEICスコアの有効期限については、企業や学校によって取り扱いが異なります。
IIBC公式FAQでも、採用や出願の際に2年以上前のスコアを認めるかどうかについては、各機関や団体、学校の方針によると説明されています。
参考資料:IIBC「【TOEIC L&R】スコアに有効期限はありますか?」
つまり、ETSは2年以内のスコア利用を推奨しているものの、企業や学校が必ず2年以内のスコアしか認めないわけではありません。
実際には、数年前のスコアでも応募書類に記載できるケースがあります。
ただし、企業によっては募集要項に「2年以内取得のスコアのみ有効」などの条件を設けている場合もあります。
そのため、応募前には必ず募集要項や公式サイトを確認しましょう。
| 提出先 | 確認すべきポイント |
|---|---|
| 企業 | 応募要項に有効期限の指定があるか |
| 大学・大学院 | 出願条件に有効期限が設定されているか |
| 資格要件がある求人 | 取得時期の指定があるか |
古いスコアしかない場合の対処法
もし手元にあるTOEICスコアが数年前のものしかない場合でも、過度に心配する必要はありません。
履歴書に記載したうえで、現在も英語学習を続けていることを伝えれば、採用担当者に前向きな印象を与えられます。
たとえば、自己PRや職務経歴書で以下のような内容を補足すると効果的です。
古いTOEICスコアを書く場合の補足例
- 現在もTOEIC800点を目標に学習を継続している
- オンライン英会話でスピーキング力向上に取り組んでいる
- 英語の記事やニュースを日常的に読んでいる
- 英文メールや英語資料の読解を学習している
また、転職活動や就職活動まで時間に余裕がある場合は、TOEICを再受験して最新スコアを取得するのもおすすめです。
最新スコアがあることで、現在の英語力をより客観的に証明しやすくなります。
特にTOEIC500〜600点台の方は、700点や800点を取得できると履歴書でのアピール力が大きく向上します。
現在スコアアップを目指している方は、TOEICの最短勉強法や社会人向けのTOEIC勉強時間の目安も参考にしてみてください。
TOEIC IPテストは履歴書に書ける?
TOEICには公開テストだけでなく、学校や企業で受験するIPテストがあります。
IPテストを受験した方の中には、「履歴書に書いてもいいの?」「公開テストより評価が低いの?」と不安に感じる方もいるでしょう。
結論からいうと、TOEIC IPテストも履歴書に記載できます。
ただし、記載するときにはいくつか注意点があります。
TOEIC IPテストとは
TOEIC IPテストとは、企業や学校などの団体単位で実施されるTOEICテストです。
IPは「Institutional Program」の略で、団体受験制度を意味します。
公開テストのように一般会場で受験するのではなく、学校や会社が指定する会場で受験します。
参考資料:IIBC TOEIC Program「TOEIC Program IPテスト」
試験内容は公開テストと同じく、リスニングとリーディングの能力を測定します。
そのため、英語力を確認する指標として活用できます。
TOEIC IPテストも履歴書に書いてよい
TOEIC IPテストのスコアは、履歴書に記載して問題ありません。
英語力を客観的に示すスコアであることに変わりはないためです。
実際に企業の採用活動でも、IPテストのスコアが参考にされることがあります。
特に新卒採用や未経験転職では、英語学習への取り組みを示す材料として活用できます。
- TOEIC IPテストは履歴書に記載できる
- 英語力を示す指標として活用できる
- 新卒採用や未経験転職でも評価対象になる
IPテストだからといって、履歴書に書くことをためらう必要はありません。
TOEIC IPテストを書くときの注意点
TOEIC IPテストを書く場合は、IPテストであることが分かるように記載しましょう。
公開テストと誤認されるような書き方は避けるべきです。
おすすめの書き方は以下の通りです。
TOEIC IPテストの記載例
- TOEIC Listening & Reading IP Test 650点 取得
- TOEIC L&R IP Test 650点 取得
- TOEIC IPテスト 650点 取得
履歴書は正確性が重要です。
採用担当者に誤解を与えないよう、正式な名称で記載しましょう。
TOEIC公開テストとの違い
TOEIC IPテストと公開テストにはいくつか違いがあります。
ただし、どちらも英語力を測るテストであることに変わりはありません。
| 項目 | IPテスト | 公開テスト |
|---|---|---|
| 受験方法 | 学校・企業で受験 | 一般会場で受験 |
| 申込方法 | 団体申込 | 個人申込 |
| 受験者 | 学生・社員 | 誰でも受験可能 |
| 履歴書への記載 | 可能 | 可能 |
採用担当者の中には公開テストを重視するケースもありますが、多くの場合はスコアそのものや英語学習への取り組みが評価されます。
そのため、IPテストだからといって過度に心配する必要はありません。
大切なのは、取得したスコアを正しく記載し、英語力向上に取り組んでいることを伝えることです。
現在のスコアからさらにレベルアップしたい方は、TOEIC Part5の勉強法やabceedの活用方法もぜひ参考にしてみてください。
TOEICスコアを履歴書でより評価されやすくする方法
TOEICは履歴書に書くだけでも英語力を示せますが、それだけで高評価につながるとは限りません。
採用担当者は「この人が入社後に活躍できるか」という視点で履歴書を見ています。
そのため、TOEICスコアとあわせて学習経験や実務経験を伝えることで、評価されやすくなります。
ここでは、TOEICスコアをより効果的にアピールする方法を解説します。
自己PRに英語学習経験を書く
TOEICスコアだけを書くよりも、どのように学習してきたのかを自己PRに入れる方が印象に残りやすくなります。
なぜなら、企業は現在の英語力だけでなく、目標に向かって努力できる人材かどうかも見ているからです。
たとえば、TOEIC620点を取得した場合でも、「毎日1時間の学習を半年間継続した結果、200点アップした」と書けば、継続力や計画性をアピールできます。
自己PRで伝えたいポイント
- 英語学習を継続した期間
- どのような勉強をしたか
- どのくらいスコアが伸びたか
- 今後の目標スコア
特にTOEIC500〜600点台の方は、点数そのものよりも「成長過程」を伝える方が効果的です。
現在学習中の方は、TOEIC学習を継続するコツも参考にしてみてください。
英語を使った実務経験とセットで伝える
TOEICスコアは、実務経験と組み合わせることで価値が高まります。
なぜなら、企業は資格よりも「仕事で活かせるか」を重視するからです。
たとえば、以下のような経験があれば積極的にアピールしましょう。
- 英文メールの対応経験
- 海外ツールの利用経験
- 英語マニュアルの読解経験
- 外国人顧客対応の経験
- 海外ニュースや英語記事の調査経験
たとえば、Webマーケティング職であれば「海外SEOの情報収集のため英語記事を読んでいる」と書くこともできます。
また、カスタマーサポート経験がある場合は「英語のマニュアルを参照しながら問い合わせ対応を行った」と伝えるのも効果的です。
資格だけではなく、仕事との関連性を伝えることが評価アップのポイントです。
応募職種に合わせてTOEICの強みをアピールする
同じTOEICスコアでも、応募する職種によって伝え方を変えることが重要です。
採用担当者は、その仕事で活躍できるかどうかを知りたいからです。
たとえば、職種ごとのアピール例は以下の通りです。
| 職種 | アピール例 |
|---|---|
| 事務職 | 英文メールや資料の読解に活かせる |
| 営業職 | 海外顧客との対応に活かせる |
| Webマーケティング | 英語の一次情報収集に活かせる |
| 貿易事務 | 輸出入関連の英文書類対応に活かせる |
| ホテル・観光 | 外国人対応に活かせる |
TOEICの点数をそのまま書くだけではなく、「仕事でどう役立つか」まで伝えることで説得力が高まります。
応募先の仕事内容を確認し、自分のTOEICスコアをどう活かせるか考えてみましょう。
英会話力もあわせて伸ばす
TOEICは英語力を示す指標として有効ですが、英会話力を直接測る試験ではありません。
そのため、英語を使う仕事を目指す場合は、スピーキング力も伸ばしておくと有利になります。
参考資料:IIBC TOEIC Program「TOEIC Listening & Reading Test」
実際にTOEIC800点以上でも、英会話になると言葉が出てこない人は少なくありません。
逆に、TOEIC600点台でも英会話が得意な人もいます。
英会話力も伸ばしたい方におすすめ
- オンライン英会話を活用する
- 音読トレーニングを行う
- シャドーイングを継続する
- 英語日記を書く
スピーキング力を伸ばしたい方は、TOEIC向けシャドーイングのやり方も参考にしてみてください。
履歴書に書けるTOEICスコアを目指す勉強法
TOEIC500〜600点台の方が履歴書でアピールしやすい700点以上、さらに800点以上を目指すには、正しい勉強法が欠かせません。
闇雲に問題を解くだけでは、なかなかスコアは伸びません。
ここでは、私自身がTOEIC620点から830点まで伸ばした経験も踏まえて、効率的な学習方法を紹介します。
まずはTOEIC頻出単語を覚える
TOEIC対策で最優先なのは単語学習です。
単語が分からなければ、リスニングもリーディングも理解できません。
特に500〜600点台の方は、まずTOEIC頻出単語を覚えることが重要です。
優先して覚えたい単語
- ビジネス英単語
- 会議・契約関連の単語
- 会社組織に関する単語
- 頻出動詞・形容詞
単語学習には金のフレーズのレビュー記事も参考になります。
Part5で文法の基礎を固める
TOEIC700点以上を目指すなら、Part5対策は欠かせません。
Part5は短時間で得点しやすく、文法力がそのままスコアに反映されやすいパートです。
特に品詞問題、時制、前置詞、接続詞などは重点的に学習しましょう。
参考資料:IIBC TOEIC Program「Part5」
- 品詞問題を重点的に解く
- 前置詞と接続詞を区別する
- 時制問題を理解する
- 毎日継続して解く
Part5を強化したい方は、TOEIC Part5の勉強法もおすすめです。
公式問題集で本番形式に慣れる
単語や文法を学習したら、公式問題集で実践演習を行いましょう。
TOEICは独特の出題傾向があるため、本番形式に慣れることが重要です。
特にリーディングは時間との戦いになります。
公式問題集を使って時間配分を身につけることで、本番でも実力を発揮しやすくなります。
公式問題集の活用法は、TOEIC公式問題集レビューも参考にしてください。
TOEIC学習アプリでスキマ時間を活用する
社会人がTOEICスコアを伸ばすには、スキマ時間の活用が重要です。
通勤時間や昼休みなどを活用できるアプリ学習は非常に効率的です。
特に単語学習やPart5対策はアプリとの相性が良く、毎日の学習習慣を作りやすくなります。
アプリ学習がおすすめな理由
- 通勤時間を有効活用できる
- 学習習慣を作りやすい
- 復習がしやすい
- 継続しやすい
実際に多くのTOEIC学習者が利用しているアプリについては、abceedの使い方やTOEIC学習におすすめの教材で詳しく紹介しています。
メモ
TOEIC500〜600点台の方が履歴書で評価されやすい700〜800点以上を目指すなら、「単語→文法→公式問題集→アプリ学習」の順番で進めるのがおすすめです。
TOEICの履歴書の書き方に関するよくある質問
ここでは、TOEICを履歴書に書く際によくある質問に回答します。
「この点数でも書いていいの?」「有効期限はあるの?」といった疑問を解消して、自信を持って履歴書を作成しましょう。
TOEIC600点は履歴書に書けますか?
TOEIC600点は履歴書に書いて問題ありません。
一般的に600点は、英語の基礎力があることを示せるスコアとされています。
特に事務職や営業職、Webマーケティング職などでは、英語学習への意欲や基礎的な英語力をアピールする材料になります。
また、現在も学習を継続している場合は、自己PR欄で「TOEIC800点を目標に勉強中です」と補足すると、向上心も伝えられます。
TOEIC500点でも履歴書に書いていいですか?
TOEIC500点でも履歴書に書くことは可能です。
ただし、英語を頻繁に使う職種では、アピール力がやや弱い場合があります。
そのため、500点台の場合はスコアだけを記載するのではなく、「現在も英語学習を継続していること」を伝えるのがおすすめです。
また、応募職種によってはTOEIC500点でも十分評価されることがあります。
特に未経験職への転職や若手採用では、英語学習への意欲を評価されるケースも少なくありません。
メモ
TOEIC500点台は決して低すぎるスコアではありません。英語学習のスタートラインとして十分アピールできます。
TOEICは資格欄と自己PR欄のどちらに書くべきですか?
基本的には資格欄に記載します。
資格欄には取得年月とスコアを記載し、自己PR欄では英語学習経験や仕事への活かし方を補足するのがおすすめです。
たとえば以下のような使い分けができます。
| 記載場所 | 内容 |
|---|---|
| 資格欄 | TOEICスコア・取得年月 |
| 自己PR欄 | 学習経験や強み |
| 職務経歴書 | 仕事への活用方法 |
資格欄だけでも問題ありませんが、より評価されたい場合は自己PR欄でも触れると効果的です。
TOEIC IPテストは履歴書で評価されますか?
TOEIC IPテストも履歴書に記載でき、評価対象になります。
IPテストは学校や企業で実施される団体受験制度ですが、英語力を示す指標として活用できます。
参考資料:IIBC TOEIC Program「TOEIC Program IPテスト」
ただし、履歴書に記載する際はIPテストであることが分かるように書くことが大切です。
たとえば、「TOEIC Listening & Reading IP Test 650点 取得」のように記載すると分かりやすくなります。
公開テストと同じように評価されるケースも多いため、過度に心配する必要はありません。
まとめ:TOEICは正しい書き方で履歴書に記載しよう
TOEICは英語力を客観的に示せる資格であり、履歴書にも問題なく記載できます。
特にTOEIC600点以上であれば、多くの企業で英語学習への意欲や基礎力をアピールできるでしょう。
この記事のポイントをまとめると以下の通りです。
- TOEICは正式名称で記載する
- TOEIC600点以上は履歴書に書きやすい
- TOEIC500点台でも学習意欲のアピールになる
- TOEICスコア自体に有効期限はない
- IPテストも履歴書に記載できる
- 自己PRや職務経歴書でも活用すると評価されやすい
また、履歴書でより高く評価されるためには、TOEICスコアだけでなく英語学習を継続することも重要です。
現在500〜600点台の方は、700点、800点を目指すことで転職や就職活動でのアピール力がさらに高まります。
まずは単語学習と文法学習から始め、公式問題集や学習アプリを活用しながら着実にスコアアップを目指しましょう。
TOEIC800点以上を目指したい方は、TOEIC800点におすすめの参考書やabceedの活用方法もぜひ参考にしてみてください。