TOEIC Part7で「本文は読めている気がするのに間違える」と感じたことはありませんか?
実は、TOEIC Part7では英文をなんとなく読むだけでは正解しにくいです。
大切なのは、設問に対する根拠を本文から見つけることです。
特にTOEIC500〜700点台では、本文と選択肢の言い換えに気づけず、感覚で答えを選んでしまうケースがよくあります。
私自身も700点台の頃は、Part7を雰囲気で解いてしまい、正答率が安定しませんでした。
しかし、設問の見方や根拠探しを意識するようになってから、Part7がかなり解きやすくなりました。
この記事では、TOEIC830点取得時に意識していたPart7の根拠の見つけ方を詳しく解説します。
設問タイプ別の解き方、パラフレーズ対策、復習方法、よくある失敗まで紹介するので、Part7の正答率を上げたい方はぜひ参考にしてみてください。
TOEIC Part7で根拠を見つけることが重要な理由
TOEIC Part7で正答率を上げるためには、英文をなんとなく読むのではなく、正解の根拠を本文から見つける力が大切です。
本文の内容をざっくり理解できても、選択肢を選ぶ根拠があいまいだと、正解できるときと間違えるときの差が大きくなります。
ここでは、なぜTOEIC Part7で根拠探しが重要なのかを解説します。
TOEIC Part7は「なんとなく読む」だけでは正解できない
TOEIC Part7は、長文の内容をふんわり理解するだけでは正解しにくいパートです。
理由は、選択肢が本文の表現をそのまま使っているとは限らないからです。
たとえば、本文に「The meeting has been postponed.」と書かれていて、選択肢では「The meeting was delayed.」と表現されることがあります。
この場合、postponeとdelayの言い換えに気づけないと、本文を読めていても正解を選びにくくなります。
TOEIC Part7では、本文全体の雰囲気よりも、設問に対する根拠が本文のどこにあるかを確認することが重要です。
なんとなく意味が分かった状態で選ぶと、似たような選択肢に引っかかりやすくなります。
- 本文は読めたのに選択肢で迷う
- 正解した理由を説明できない
- 単語の一致だけで選んでしまう
- 解説を読んでから「ああ、そういうことか」と気づく
このような状態が続く場合は、英語力だけでなく、根拠を探す読み方を身につける必要があります。
Part7全体の読み方を整理したい方は、極めろ!TOEIC L&R TEST リーディング解答力のレビュー記事も参考になります。
根拠が見つからないと正答率が安定しない
TOEIC Part7で根拠が見つからないまま答えを選ぶと、正答率が安定しません。
たまたま正解できることはありますが、再現性がないため、模試や本番でスコアが上下しやすくなります。
特にTOEIC500〜600点台の方は、単語や文法の基礎は少し分かっていても、長文になると情報を整理しながら読むのが難しくなりがちです。
その結果、本文を読んだあとに「結局、何を聞かれていたんだっけ?」となることがあります。
根拠を確認する習慣があると、正解を選ぶ理由が明確になります。
たとえば、「この選択肢は本文3段落目のこの文と一致している」「この選択肢は本文には書かれていない」と判断できるようになります。
TOEICは本番で時間制限があります。
だからこそ、毎回じっくり全文を読むのではなく、設問に対する根拠を素早く見つける力が必要です。
時間配分に不安がある方は、TOEICの時間配分を解説した記事もあわせて確認しておくとよいでしょう。
TOEIC Part7では本文と選択肢の言い換えを見抜く力が必要
TOEIC Part7で根拠を見つけるためには、本文と選択肢の言い換えを見抜く力が欠かせません。
TOEICでは、本文と選択肢がまったく同じ表現で出てくるとは限らないためです。
たとえば、本文で「customers」と書かれていて、選択肢では「clients」と言い換えられることがあります。
また、「free of charge」が「at no cost」と言い換えられることもあります。
このようなパラフレーズに気づけるようになると、Part7の根拠探しがかなり楽になります。
逆に、同じ単語だけを探していると、正解の根拠を見落とす可能性があります。
TOEIC Part7で意識したい言い換え例
- buy → purchase
- delay → postpone
- increase → rise
- problem → issue
- customer → client
パラフレーズは、単語帳だけで覚えるよりも、実際の問題演習の中で確認する方が定着しやすいです。
間違えた問題を復習するときは、「本文ではどう書かれていたか」「選択肢ではどう言い換えられていたか」をセットで確認しましょう。
TOEIC Part7で根拠が見つからない原因
TOEIC Part7で根拠が見つからない原因は、英語力不足だけではありません。
読み方や解き方が原因で、本文のどこを見ればよいか分からなくなっているケースも多いです。
ここでは、Part7で根拠を見失いやすい原因を具体的に解説します。
本文を最初から全部読もうとしている
TOEIC Part7で根拠が見つからない原因のひとつは、本文を最初から全部読もうとしていることです。
もちろん、英文を読む力は大切です。
しかし、Part7では限られた時間の中で多くの問題を解く必要があります。
最初から最後まで完璧に読もうとすると、設問に関係のない情報にも時間を使ってしまいます。
その結果、肝心の根拠を探す前に時間がなくなったり、本文の内容を忘れたりします。
特にTOEIC500〜600点台の方は、分からない単語が出てきたときに止まりやすいです。
ただ、Part7ではすべての単語を理解しなくても解ける問題があります。
重要なのは、設問で聞かれている情報を本文から探すことです。
全文を読む練習も大切ですが、本番形式では設問を先に確認し、必要な情報を探す練習も取り入れましょう。
設問で何を聞かれているか整理できていない
設問の内容を整理できていないと、本文を読んでも根拠を見つけにくくなります。
なぜなら、何を探せばよいか分からないまま本文に入ってしまうからです。
たとえば、「What is the purpose of the notice?」と聞かれているなら、文書全体の目的を探す必要があります。
一方で、「When will the event take place?」と聞かれているなら、日付や時間に注目すればよいです。
このように、設問の種類によって見るべき場所は変わります。
設問を読まずに本文から読み始めると、重要な情報とそうでない情報の区別がつきにくくなります。
- 目的を聞かれているのか
- 日時を聞かれているのか
- 理由を聞かれているのか
- 誰について聞かれているのか
- 本文全体の内容を聞かれているのか
設問を読んだら、まず「何を探す問題か」を日本語で軽く整理しましょう。
これだけでも、本文中の根拠に気づきやすくなります。
本文と選択肢のパラフレーズに気づけていない
TOEIC Part7で根拠が見つからない大きな原因は、パラフレーズに気づけていないことです。
本文と選択肢が同じ単語で書かれていないと、正解の根拠を見落としてしまいます。
たとえば、本文に「The store will open next month.」とあり、選択肢に「The business will begin operating soon.」と書かれている場合があります。
単語は違いますが、意味としては近い内容です。
このような言い換えに慣れていないと、「本文に同じ表現がないから違う」と判断してしまうことがあります。
しかし、TOEICではむしろ本文と選択肢の言い換えを見抜く力が重要です。
パラフレーズ力を伸ばすには、問題演習後の復習が効果的です。
正解の選択肢と本文の根拠文を見比べて、どの単語や表現が言い換えられているかを確認しましょう。
単語一致だけで選択肢を選んでいる
本文と同じ単語が選択肢に出てきたからといって、その選択肢が正解とは限りません。
TOEIC Part7では、本文中の単語を使ったひっかけ選択肢が出ることがあります。
たとえば、本文に「training」と書かれていて、選択肢にも「training」があると、つい正解だと思ってしまうかもしれません。
しかし、本文では社員研修について書かれているのに、選択肢では顧客向けセミナーの話になっている場合があります。
このような問題では、単語だけではなく、文全体の意味を確認する必要があります。
単語一致はヒントにはなりますが、決定打ではありません。
正解を選ぶときは、「同じ単語があるか」ではなく、「本文の内容と一致しているか」を確認しましょう。
消去法を使わず感覚で解いている
TOEIC Part7では、正解を選ぶだけでなく、不正解の選択肢を消す力も重要です。
消去法を使わずに感覚で選ぶと、似た内容の選択肢に引っかかりやすくなります。
選択肢には、本文に書かれていない内容、本文と一部だけ合っている内容、意味が逆になっている内容などがあります。
これらを見分けるには、本文の根拠と選択肢を照らし合わせる必要があります。
特に迷ったときは、「なぜこの選択肢は違うのか」を考えることが大切です。
正解だけを見るのではなく、不正解の理由まで確認すると、次に同じパターンの問題が出たときに対応しやすくなります。
消去法で確認したいポイント
- 本文に書かれていない内容ではないか
- 一部だけ本文と合っている選択肢ではないか
- 時制や対象がズレていないか
- 本文の内容と逆になっていないか
- 言いすぎ表現になっていないか
感覚で解くクセを減らすには、復習時に「正解の根拠」と「不正解の理由」をセットで確認しましょう。
TOEIC Part7の根拠の見つけ方
TOEIC Part7の根拠を見つけるには、やみくもに本文を読むのではなく、手順を決めて解くことが大切です。
根拠探しには再現性があります。
ここでは、TOEIC500〜600点台の方でも実践しやすい根拠の見つけ方を紹介します。
まず設問を読んで探す情報を決める
TOEIC Part7では、まず設問を読んで「何を探すのか」を決めましょう。
探す情報が決まっていない状態で本文を読むと、重要な情報を見落としやすくなります。
たとえば、設問で「Who is the notice intended for?」と聞かれているなら、対象者を探します。
「Why did Mr. Smith contact the company?」と聞かれているなら、理由を探します。
設問を読んだ時点で、本文のどこに注目すべきかをある程度決めておくことが大切です。
これにより、本文を読む目的が明確になります。
- 誰について聞かれているのか
- 何の目的を聞かれているのか
- いつの話を聞かれているのか
- なぜそうなったのかを聞かれているのか
- 本文全体の主旨を聞かれているのか
最初は少し時間がかかっても問題ありません。
設問を整理するクセがつくと、本文中の根拠を探すスピードが上がります。
人名・日付・数字などのキーワードを探す
設問を読んだら、人名・日付・数字などのキーワードを本文から探しましょう。
これらは本文中で見つけやすく、根拠の場所を特定する手がかりになります。
たとえば、設問に「June 15」や「Ms. Brown」などが入っている場合は、本文中でも同じ表現を探しやすいです。
キーワードが見つかったら、その周辺に根拠がある可能性が高いです。
ただし、キーワードそのものだけを見て答えるのは危険です。
その前後の文を読んで、設問に対する答えになっているかを確認しましょう。
スキャニングの力を伸ばしたい方は、日頃の演習で人名・日付・数字を素早く探す練習をすると効果的です。
キーワード周辺の英文を丁寧に読む
キーワードを見つけたら、その周辺の英文を丁寧に読みましょう。
TOEIC Part7では、根拠がキーワードの直後にあることもあれば、前後の文にまたがっていることもあります。
たとえば、日付を聞かれている問題でも、日付の前に「変更された」「延期された」といった情報が書かれている場合があります。
その場合、日付だけを見て答えると間違える可能性があります。
根拠を見つけるときは、キーワードを含む文だけでなく、前後1文も確認すると安全です。
特に理由・目的・推測を問う問題では、前後関係が重要になります。
キーワードを探すことと、根拠を確認することは別です。
キーワードは場所を見つけるための手がかりであり、最終的には英文の意味を確認して答えを選ぶ必要があります。
本文と選択肢の言い換えを確認する
根拠らしい英文を見つけたら、本文と選択肢の言い換えを確認しましょう。
TOEIC Part7では、正解選択肢が本文の内容を別の表現で言い換えていることが多いです。
たとえば、本文に「The company will provide free transportation.」と書かれていて、選択肢では「Participants can use a shuttle at no cost.」と表現されることがあります。
この場合、「free」と「at no cost」、「transportation」と「shuttle」が言い換えになっています。
この確認をせずに答えると、表面的に似ている選択肢を選んでしまうことがあります。
本文と選択肢を見比べて、意味が一致しているかを確認しましょう。
根拠確認の流れ
- 設問で聞かれている内容を確認する
- 本文からキーワードを探す
- キーワード周辺の英文を読む
- 選択肢と本文の意味を照合する
- 言い換えに気づけるか確認する
この流れを復習時にも使うと、根拠探しの精度が上がります。
他の選択肢が違う理由まで確認する
TOEIC Part7の復習では、正解の根拠だけでなく、他の選択肢が違う理由まで確認しましょう。
これを行うことで、似たような選択肢に引っかかりにくくなります。
たとえば、不正解の選択肢には、本文に書かれていない内容が含まれていることがあります。
また、本文の一部だけは合っているものの、結論がズレている選択肢もあります。
正解だけを確認して終わると、次に同じような問題が出たときにまた迷ってしまいます。
一方で、不正解の理由まで確認すると、選択肢を見る目が鍛えられます。
TOEIC800点以上を目指すなら、感覚で正解する状態から卒業する必要があります。
そのためには、本文の根拠を確認し、選択肢を比較する練習を続けましょう。
今日からできるPart7の根拠探しトレーニング
- 設問を先に読んで探す情報を決める
- 本文から人名・日付・数字を探す
- キーワード周辺の英文を丁寧に読む
- 本文と選択肢の言い換えを確認する
- 不正解の選択肢が違う理由まで説明する
TOEIC Part7は、ただ長文を読むだけではなく、根拠を探しながら解くことで正答率が安定しやすくなります。
最初は時間がかかっても問題ありません。
復習のたびに根拠を確認することで、少しずつ「どこを見れば答えがあるのか」が分かるようになります。
Part7対策をさらに進めたい方は、極めろ!TOEIC L&R TEST リーディング解答力のレビュー記事も参考にしてみてください。
TOEIC Part7の設問タイプ別に見る根拠の探し方
TOEIC Part7では、設問タイプによって根拠の探し方が変わります。
すべての問題を同じ読み方で解こうとすると、必要以上に時間がかかったり、根拠を見失ったりしやすくなります。
ここでは、TOEIC Part7でよく出る設問タイプごとに、どこを確認すれば根拠を見つけやすいのかを解説します。
具体情報問題はキーワード周辺を確認する
具体情報問題は、TOEIC Part7の中でも比較的根拠を見つけやすい問題です。
「いつ」「誰が」「どこで」「何をしたのか」など、本文中の具体的な情報を問われることが多いからです。
たとえば、「When will the event be held?」と聞かれている場合は、本文中の日付や時間を探します。
「Who should employees contact?」と聞かれている場合は、人名や部署名、連絡先に注目します。
このタイプの問題では、設問に含まれるキーワードを本文から探し、その周辺の英文を丁寧に読むことが大切です。
ただし、キーワードを見つけただけで答えを選ぶのは危険です。
日付や人名の前後に、変更・条件・例外が書かれている場合があるからです。
- 人名
- 日付
- 時間
- 場所
- 金額
- 部署名
- メールアドレスや電話番号
具体情報問題では、キーワード周辺の1〜2文を確認しましょう。
本文の一部だけを見るのではなく、設問に対する答えになっているかまで確認することが重要です。
目的問題は冒頭と締めの文を確認する
目的問題では、文書全体が何のために書かれているのかを問われます。
よくある設問としては、「What is the purpose of the notice?」「Why was the email written?」などがあります。
目的問題では、本文の冒頭に根拠があることが多いです。
メールや告知文では、最初の数文で「お知らせ」「依頼」「確認」「案内」などの目的が示されることが多いためです。
ただし、本文の締めにも重要な情報が書かれていることがあります。
たとえば、最後に「Please complete the form by Friday.」と書かれていれば、その文書の目的はフォーム提出の依頼だと判断できます。
目的問題では、本文全体の雰囲気ではなく、文書が読者に何をしてほしいのかを意識しましょう。
「知らせたいのか」「依頼したいのか」「謝罪したいのか」「案内したいのか」を考えると、選択肢を選びやすくなります。
NOT問題は選択肢を1つずつ本文と照合する
NOT問題は、TOEIC Part7の中でも時間がかかりやすい問題です。
「What is NOT mentioned?」「Which of the following is NOT true?」のように、本文に書かれていない内容を選ぶ必要があります。
NOT問題では、選択肢を1つずつ本文と照合することが重要です。
正解を一発で探そうとすると、かえって時間がかかることがあります。
まずは選択肢Aから順番に確認し、本文に書かれている内容であれば消していきます。
最後に本文で確認できない選択肢が残れば、それが正解になる可能性が高いです。
NOT問題の解き方
- 設問にNOTがあるか確認する
- 選択肢をAから順番に見る
- 本文に書かれている内容を消す
- 本文で確認できない選択肢を残す
- 最後に設問をもう一度確認する
NOT問題で注意したいのは、焦って通常の問題と同じように正しい選択肢を選んでしまうことです。
設問のNOTを見落とすと、分かっていた問題でも失点につながります。
設問にNOTがある場合は、最初に軽く印をつける意識を持つとミスを減らせます。
推測問題は根拠文の前後まで確認する
推測問題は、本文に直接答えが書かれていないように見えるため、苦手に感じる人が多いです。
よくある設問としては、「What is suggested about ~?」「What can be inferred about ~?」などがあります。
ただし、TOEIC Part7の推測問題は、完全な想像で答える問題ではありません。
必ず本文中に判断材料があります。
そのため、推測問題でも本文の根拠をもとに考えることが大切です。
推測問題では、キーワードを含む文だけでなく、その前後の文も確認しましょう。
理由や背景、結果が前後に書かれていることが多いからです。
たとえば、本文に「The restaurant is fully booked until next month.」と書かれていれば、「そのレストランは人気がある」と推測できる場合があります。
このように、直接「popular」と書かれていなくても、本文の情報から判断できる内容が正解になります。
推測問題では、本文から飛躍しすぎた選択肢に注意しましょう。
本文に根拠がない内容や、常識だけで選ぶ内容は避けることが大切です。
文挿入問題は指示語と接続語を確認する
文挿入問題では、指定された英文を本文のどこに入れるのが自然かを判断します。
この問題では、単語力だけでなく、文と文のつながりを見る力が必要です。
文挿入問題で特に注目したいのは、指示語と接続語です。
たとえば、「this」「that」「these」「such」などの指示語がある場合、その前に何を指しているのかが書かれている必要があります。
また、「however」「therefore」「also」「for example」などの接続語も重要です。
逆接なのか、追加なのか、結果なのかを確認すると、入れる場所を判断しやすくなります。
- thisやthatが何を指しているか確認する
- howeverなどの逆接に注目する
- thereforeなどの結果に注目する
- 前後の文の話題がつながっているか確認する
- 時系列が自然か確認する
文挿入問題は、挿入する文だけを見ても解けません。
前後の文とのつながりを確認し、意味の流れが自然な場所を選びましょう。
TOEIC Part7で根拠を見つけやすくするコツ
TOEIC Part7で根拠を見つけやすくするには、日頃の解き方を少し変えることが大切です。
英文をたくさん読むだけではなく、設問の見方、本文の読み方、復習の仕方を整えることで、正答率は安定しやすくなります。
ここでは、Part7の根拠探しに役立つ具体的なコツを紹介します。
設問を先に読んでから本文に入る
TOEIC Part7では、設問を先に読んでから本文に入る方法がおすすめです。
設問を読むことで、本文から何を探せばよいかが明確になるからです。
何も決めずに本文を読み始めると、すべての情報が同じように重要に見えてしまいます。
その結果、読むスピードが遅くなったり、設問に関係のない情報に時間を使ったりします。
設問を先に読むと、「人名を探せばよい」「日付を確認すればよい」「目的をつかめばよい」など、読む目的が決まります。
読む目的が決まるだけで、本文中の根拠を見つけやすくなります。
ただし、設問と選択肢をすべて細かく読み込みすぎると時間がかかります。
まずは設問を読み、「何を聞かれているか」を押さえて本文に入るのがおすすめです。
全文を完璧に理解しようとしない
TOEIC Part7では、全文を完璧に理解しようとしすぎないことも大切です。
もちろん、英文を正確に読む力は必要です。
しかし、本番では時間が限られているため、すべての文を同じ深さで読むと時間が足りなくなります。
Part7では、設問に関係する部分を重点的に読むことが重要です。
反対に、設問に関係のない背景説明や補足情報は、軽く読むだけでよい場合もあります。
たとえば、広告文やメールでは、最初にあいさつや背景が書かれていることがあります。
そこに設問の根拠がない場合は、必要以上に時間を使わず、キーワードや重要情報に意識を向けましょう。
完璧に読もうとしている人のよくある状態
- 分からない単語で止まってしまう
- 1文ずつ日本語に訳そうとする
- 設問に関係ない部分まで丁寧に読みすぎる
- 読み終わったころには設問内容を忘れている
- 後半の問題に使う時間が足りなくなる
Part7では、完璧な理解よりも、設問に答えるための理解が大切です。
「何のために読むのか」を意識すると、根拠を見つけやすくなります。
パラフレーズを意識して読む
TOEIC Part7で根拠を見つけるには、パラフレーズを意識して読むことが欠かせません。
本文と選択肢が同じ表現で書かれていないことが多いからです。
たとえば、本文に「employees」と書かれていて、選択肢では「staff」と言い換えられることがあります。
また、「free」が「at no cost」と表現されることもあります。
このような言い換えに気づけると、正解の根拠を見つけやすくなります。
逆に、同じ単語だけを探していると、正解の選択肢を見逃してしまうことがあります。
パラフレーズを覚えるには、問題演習後の復習が効果的です。
正解の選択肢と本文の根拠文を見比べて、「どの表現がどう言い換えられているか」を確認しましょう。
根拠が見つからない問題は一度飛ばす
TOEIC Part7では、根拠が見つからない問題に時間をかけすぎないことも大切です。
1問にこだわりすぎると、後半の解きやすい問題に使う時間がなくなってしまうからです。
特に、推測問題やNOT問題は時間がかかることがあります。
すぐに根拠が見つからない場合は、一度飛ばして次の問題に進む判断も必要です。
飛ばすことは、あきらめることではありません。
一度ほかの問題を解いてから戻ると、本文全体の理解が進んでいて、根拠を見つけやすくなることもあります。
Part7では、1問に執着しすぎないこともスコアアップの戦略です。
時間内に解ける問題を確実に取る意識を持ちましょう。
- 30秒以上迷っている
- 根拠の場所がまったく分からない
- 選択肢が2つまで絞れない
- 設問の意味を取り違えている気がする
- 後半の問題に時間を残したい
このような場合は、一度飛ばす判断も有効です。
TOEICでは満点を取る必要はありません。
目標スコアに必要な問題を確実に取る意識が大切です。
復習時に正解根拠へ線を引く
Part7の根拠探しを伸ばすには、復習時に正解根拠へ線を引く方法がおすすめです。
正解番号だけを確認して終わると、なぜ正解なのかが記憶に残りにくいからです。
問題を解き終えたら、本文のどの文が正解の根拠になっているのかを探しましょう。
その文に線を引き、選択肢との言い換えも確認します。
たとえば、本文では「The workshop is open to all employees.」と書かれていて、選択肢では「Any staff member can attend.」と書かれている場合があります。
このとき、「all employees」と「any staff member」、「open to」と「can attend」が対応しています。
復習時に確認すること
- 正解の根拠文はどこか
- 本文と選択肢はどう言い換えられているか
- 不正解の選択肢はなぜ違うのか
- 単語不足か、文法不足か、読み方の問題か
- 次に同じ問題を解くなら何に注意するか
復習時に根拠へ線を引く習慣をつけると、だんだん「TOEICではここが問われやすい」という感覚が身につきます。
Part7の復習を深めたい方は、極めろ!TOEIC L&R TEST リーディング解答力のレビュー記事も参考にしてみてください。
TOEIC Part7の根拠探しでよくある失敗
TOEIC Part7でスコアが伸びないときは、英語力だけでなく、解き方や復習方法に原因があることも多いです。
特に根拠探しが苦手な人は、同じような失敗を繰り返している可能性があります。
ここでは、Part7の根拠探しでよくある失敗と、その改善方法を解説します。
本文にある単語だけを見て選んでしまう
TOEIC Part7でよくある失敗は、本文にある単語だけを見て選択肢を選んでしまうことです。
本文と同じ単語が選択肢にあると、正解に見えてしまうことがあります。
しかし、TOEICでは本文中の単語を使ったひっかけ選択肢が出ることがあります。
単語は同じでも、意味や対象がズレている場合があるからです。
たとえば、本文では「new training program」が社員向けの研修を指しているのに、選択肢では顧客向けイベントのように書かれている場合があります。
この場合、trainingという単語が合っていても、内容がズレていれば不正解です。
選択肢を選ぶときは、単語一致ではなく、意味の一致を確認しましょう。
本文と選択肢を照らし合わせて、誰の話なのか、いつの話なのか、何についての話なのかを確認することが大切です。
選択肢を最後まで読まずに判断してしまう
選択肢を最後まで読まずに判断することも、Part7でよくある失敗です。
最初の数語だけを見ると正しそうでも、後半に本文と違う内容が含まれていることがあります。
たとえば、選択肢の前半は本文と一致していても、後半で理由や時期が変わっている場合があります。
このような選択肢は、途中まで読むと正解に見えますが、最後まで読むと不正解だと分かります。
TOEICでは、細かいズレが正誤を分けることがあります。
そのため、選択肢は最後まで読んでから判断しましょう。
- 主語がズレていないか
- 時期がズレていないか
- 理由が本文と一致しているか
- 対象者が変わっていないか
- 本文にない情報が追加されていないか
焦っているときほど、選択肢を最後まで読まずに選びがちです。
本番では時間が気になりますが、最後の数語で正誤が変わることもあるため、丁寧に確認しましょう。
根拠が弱いまま答えを選んでしまう
根拠が弱いまま答えを選ぶと、Part7の正答率は安定しにくくなります。
「たぶんこれだと思う」「なんとなく本文に近い気がする」という判断では、似た選択肢に迷いやすいからです。
もちろん、本番ではすべての問題を完璧に確認する時間はありません。
それでも、根拠がまったくない状態で選ぶのは避けたいところです。
最低限、「本文のこの部分と選択肢が対応している」と言える状態で選ぶようにしましょう。
根拠がある答えは、復習したときにも納得しやすくなります。
練習段階では、正解することよりも「根拠を見つけて解くこと」を重視しましょう。
その積み重ねが、本番でのスピードと正確性につながります。
時間をかけすぎて後半の問題が解けなくなる
Part7では、1問に時間をかけすぎて後半の問題が解けなくなる失敗もよくあります。
特に根拠が見つからない問題にこだわりすぎると、解けるはずの問題に手が回らなくなります。
TOEICは時間との戦いです。
1問を完璧に解くことも大切ですが、全体の得点を考えると、解ける問題を確実に取る方が重要な場合もあります。
根拠が見つからない問題は、一度飛ばしてあとで戻る判断も必要です。
特に800点以上を目指す場合は、時間配分を崩さないことが大切です。
Part7では、根拠探しと時間管理をセットで考える必要があります。
丁寧に読みすぎて最後まで解けない状態は避けましょう。
時間不足に悩んでいる方は、TOEICの時間配分を解説した記事もあわせて読むと、Part7全体の進め方を整理しやすくなります。
復習で正解番号だけ確認して終わってしまう
Part7の復習で正解番号だけ確認して終わるのは、非常にもったいないです。
なぜなら、根拠を確認しないと、同じタイプの問題でまた迷ってしまうからです。
正解番号を見るだけでは、「なぜその選択肢が正解なのか」「なぜ他の選択肢が違うのか」が分かりません。
そのため、次に似た問題を解いても、また感覚で選ぶことになります。
復習では、本文の根拠文を探し、選択肢との言い換えを確認しましょう。
さらに、不正解の選択肢がなぜ違うのかまで確認できると、Part7の実力は伸びやすくなります。
Part7の復習でやるべきこと
- 正解の根拠文を本文から探す
- 本文と選択肢のパラフレーズを確認する
- 不正解の選択肢が違う理由を確認する
- 時間をかけすぎた問題を記録する
- 次に解くときの注意点をメモする
正解番号だけを見る復習から、根拠を確認する復習に変えるだけで、Part7の見え方はかなり変わります。
最初は時間がかかりますが、続けるほど根拠を見つけるスピードが上がっていきます。
TOEIC Part7の根拠を見つける力を伸ばす復習方法
TOEIC Part7の根拠を見つける力は、問題を解くだけではなかなか伸びません。
大切なのは、解いたあとの復習で「なぜその答えになるのか」を確認することです。
ここでは、Part7の正答率を安定させるための復習方法を具体的に解説します。
正解の根拠文を本文から探す
Part7の復習で最初にやるべきことは、正解の根拠文を本文から探すことです。
正解番号だけを見ても、なぜその選択肢が正解なのかは分かりません。
たとえば、選択肢が「参加者は無料でシャトルを利用できる」という内容だった場合、本文のどこにその根拠が書かれているのかを確認します。
本文に「A complimentary shuttle service will be available.」とあれば、「complimentary」と「無料」が対応していると分かります。
このように、本文の根拠文を見つけることで、正解までの流れが明確になります。
Part7の復習では、正解番号よりも正解の根拠文を確認することが重要です。
- 正解の根拠文は本文のどこにあるか
- 設問で聞かれている内容と一致しているか
- 選択肢と本文の意味がズレていないか
- 根拠文の前後も確認できているか
最初は時間がかかっても問題ありません。
復習のたびに根拠文を探すことで、本番でも「このあたりに答えがありそう」と気づきやすくなります。
本文と選択肢の言い換えをメモする
TOEIC Part7では、本文と選択肢の言い換えをメモする復習も効果的です。
TOEICでは、本文と選択肢が同じ単語で書かれているとは限らないからです。
たとえば、本文で「employees」と書かれていて、選択肢では「staff」と言い換えられることがあります。
また、「postpone」が「delay」、「purchase」が「buy」のように言い換えられることもあります。
このような言い換えをそのまま流してしまうと、次に似た問題が出たときにまた迷ってしまいます。
復習ノートやスマホのメモに、本文と選択肢の対応表を残しておくと、パラフレーズに強くなれます。
メモしておきたいパラフレーズ例
- buy → purchase
- delay → postpone
- increase → rise
- problem → issue
- free → complimentary
- employees → staff
パラフレーズを意識すると、本文に同じ単語がなくても正解の根拠を見つけやすくなります。
Part7で「読めたのに間違えた」と感じる人ほど、言い換えの復習を重視しましょう。
間違えた原因を単語・文法・読み方に分ける
Part7で間違えたときは、原因をひとまとめにせず、単語・文法・読み方に分けて考えましょう。
原因を分けることで、次に何を改善すればよいかが分かりやすくなります。
単語が分からなくて根拠文を読めなかったなら、語彙力の強化が必要です。
文構造が取れなかったなら、文法や英文解釈の復習が必要です。
本文は読めていたのに選択肢を間違えたなら、パラフレーズや選択肢比較の練習が必要です。
間違えた原因の分け方
- 単語不足:根拠文の重要単語が分からなかった
- 文法不足:文の構造が取れなかった
- 読み方の問題:設問を読まずに本文へ入った
- パラフレーズ不足:本文と選択肢の言い換えに気づけなかった
- 時間配分の問題:焦って選択肢を最後まで読めなかった
原因を分けて復習すると、やるべき勉強が明確になります。
単語が弱いなら語彙、読み方が弱いならPart7演習というように、対策を絞りやすくなります。
同じ問題を時間を空けて解き直す
Part7の復習では、同じ問題を時間を空けて解き直すことも大切です。
解説を読んだ直後は正解できても、本当に理解できているとは限らないからです。
おすすめは、間違えた問題を数日後や1週間後にもう一度解く方法です。
そのときに、正解番号を覚えているかではなく、根拠を見つけて答えを選べるかを確認します。
同じ問題を解き直すと、「前回はどこで迷ったのか」「今回は根拠を見つけられたのか」が分かります。
この確認を続けることで、Part7の解き方が少しずつ安定します。
- 1回目:時間を測って解く
- 復習:根拠文と言い換えを確認する
- 数日後:同じ問題を解き直す
- 再復習:根拠を自力で説明できるか確認する
解き直しは、ただ答えを覚えるためではありません。
根拠を見つける手順を体に覚えさせるために行いましょう。
根拠を日本語で説明できるようにする
Part7の復習では、正解の根拠を日本語で説明できる状態を目指しましょう。
日本語で説明できるということは、本文と選択肢の関係を理解できているということです。
たとえば、「本文では会議が延期されたと書かれていて、選択肢では日程変更があったと表現されているから正解」と説明できれば、根拠を理解できています。
反対に、「なんとなくこれっぽい」としか言えない場合は、根拠の確認が不十分です。
根拠を言語化する復習は、感覚解きを減らすために効果的です。
最初は短いメモで構いません。
「本文の〇行目が根拠」「Aは本文にない」「Bは時期が違う」のように、簡単に書くだけでも復習の質が上がります。
TOEIC Part7の根拠探しでスコアを伸ばした体験談
ここでは、TOEIC Part7の根拠探しを意識してスコアアップにつなげた体験談を紹介します。
Part7が苦手な時期は、英文を読んでいるつもりでも、正解の根拠を確認できていないことが多くありました。
同じように悩んでいる方は、自分の状況と重ねながら読んでみてください。
700点台でPart7を感覚で解いていた頃
TOEIC700点台の頃は、Part7を感覚で解いてしまうことが多くありました。
本文を読んで、なんとなく内容が分かった気になり、選択肢も雰囲気で選んでいました。
正解できる問題もありましたが、間違えたときに理由を説明できないことが多かったです。
解説を読んでから「あ、ここが根拠だったのか」と気づくこともありました。
特に、本文と選択肢の表現が違う問題でよく迷っていました。
同じ単語が見つからないと不安になり、本文にある単語を含む選択肢を選んでしまうこともありました。
この時期は、Part7の勉強量そのものよりも、復習の質に課題がありました。
設問と本文の言い換えを意識して変わったこと
Part7で変化を感じたのは、設問と本文の言い換えを意識するようになってからです。
それまでは、本文と選択肢で同じ単語を探すことが多く、パラフレーズにあまり注目できていませんでした。
しかし、TOEICでは本文と選択肢が別の表現で書かれることがよくあります。
そこで、復習時に「本文ではどう書かれているか」「選択肢ではどう言い換えられているか」を確認するようにしました。
たとえば、本文の「free」が選択肢で「at no cost」になっていたり、「employees」が「staff」になっていたりする例をメモしました。
このような言い換えに慣れると、本文に同じ単語がなくても正解の根拠を見つけやすくなりました。
言い換えを意識して変わったこと
- 同じ単語がなくても焦りにくくなった
- 選択肢を意味で比較できるようになった
- ひっかけ選択肢に気づきやすくなった
- 正解の根拠を説明しやすくなった
パラフレーズを意識することで、Part7はかなり解きやすくなりました。
間違えた問題の根拠を確認して効果を感じたこと
Part7の復習で効果を感じたのは、間違えた問題の根拠を必ず確認するようにしたことです。
以前は、正解番号を見て終わることもありました。
しかし、それでは同じような問題でまた間違えてしまいます。
そこで、間違えた問題については、本文のどこが根拠なのかを探すようにしました。
さらに、不正解の選択肢がなぜ違うのかも確認しました。
この復習を続けると、自分がよく間違えるパターンが見えてきました。
たとえば、選択肢を最後まで読まずに判断していたり、本文にある単語だけで選んでいたりすることに気づきました。
復習を変えると、問題の見え方も変わります。
ただ解くだけではなく、根拠を確認することで、Part7の正答率が少しずつ安定していきました。
TOEIC830点取得時に意識していた根拠の探し方
TOEIC830点を取得したときは、Part7で根拠を探す意識をかなり強く持っていました。
特に意識していたのは、設問を先に読み、何を探す問題なのかを決めてから本文に入ることです。
具体情報問題では、人名・日付・数字などのキーワードを探しました。
目的問題では、冒頭や締めの文を確認しました。
推測問題では、根拠文の前後まで読んで、本文から自然に言える内容を選ぶようにしました。
また、復習時には、正解の根拠文と選択肢の言い換えを確認しました。
この作業を続けることで、Part7を感覚で解くことが減りました。
Part7で大切なのは、長文をすべて完璧に読むことではなく、設問に対する根拠を見つけることです。
この意識を持つだけでも、読み方はかなり変わります。
Part7対策を深めたい方は、極めろ!TOEIC L&R TEST リーディング解答力のレビュー記事も参考にしてみてください。
TOEIC Part7の根拠の見つけ方に関するよくある質問
最後に、TOEIC Part7の根拠の見つけ方に関するよくある質問に回答します。
Part7は勉強している人ほど、「全部読むべきか」「設問から読むべきか」「根拠が見つからないときはどうするか」などで迷いやすいです。
ここで疑問を整理しておきましょう。
TOEIC Part7は本文を全部読まないといけない?
TOEIC Part7は、必ずしも本文をすべて同じ深さで読む必要はありません。
大切なのは、設問に答えるために必要な情報を正確に読むことです。
もちろん、全体の流れをつかむために本文を読む力は必要です。
しかし、設問に関係のない部分まで丁寧に読みすぎると、時間が足りなくなることがあります。
特に具体情報問題では、設問のキーワードをもとに本文中の該当箇所を探し、その周辺を丁寧に読む方が効率的です。
一方で、目的問題や推測問題では、冒頭・締め・前後の流れも確認する必要があります。
根拠が見つからない問題はどうすればいい?
根拠が見つからない問題は、まず設問をもう一度確認しましょう。
何を聞かれているのかを取り違えていると、本文の違う場所を探してしまうからです。
それでも根拠が見つからない場合は、選択肢からキーワードを拾って本文に戻る方法もあります。
ただし、単語一致だけで判断せず、前後の文まで確認しましょう。
本番では、根拠が見つからない問題に時間をかけすぎないことも大切です。
30秒以上迷って進めない場合は、一度飛ばして次の問題に進む判断も必要です。
- 設問を読み直す
- キーワードを探し直す
- 選択肢から本文に戻る
- 前後の文まで確認する
- 時間がかかる場合は一度飛ばす
根拠が見つからない問題は、復習時に必ず確認しましょう。
「なぜ見つけられなかったのか」を分析すると、次に同じ失敗を減らせます。
パラフレーズは全部覚える必要がある?
パラフレーズをすべて丸暗記する必要はありません。
ただし、TOEICでよく出る基本的な言い換えには慣れておく必要があります。
たとえば、「buy」と「purchase」、「staff」と「employees」、「free」と「complimentary」などは、Part7でもよく見かける表現です。
このような言い換えを知っていると、本文と選択肢のつながりに気づきやすくなります。
パラフレーズは、単語リストとして覚えるだけではなく、問題演習の中で確認するのがおすすめです。
実際の英文の中で覚えることで、使われ方まで理解できます。
パラフレーズ学習のコツ
- 問題演習後に本文と選択肢を見比べる
- よく出る言い換えだけメモする
- 同じ意味の表現をセットで覚える
- 知らなかった表現は例文ごと確認する
すべてを覚えようとすると大変です。
まずは、よく出る表現から少しずつ増やしていきましょう。
TOEIC Part7は設問から読むべき?
TOEIC Part7は、基本的に設問から読む方法がおすすめです。
設問を先に読むことで、本文から探す情報が明確になるからです。
特にTOEIC500〜600点台の方は、本文を先に読むと情報量の多さに圧倒されやすいです。
読み終わったあとに設問を見ると、もう一度本文に戻る必要があり、時間を使いやすくなります。
設問を先に読んでおけば、人名・日付・目的・理由など、探すべき情報を意識しながら本文を読めます。
ただし、選択肢まで細かく読み込みすぎると時間がかかるため、まずは設問内容を押さえる程度で問題ありません。
Part7の時間配分に不安がある方は、TOEICの時間配分を解説した記事も参考にしてみてください。
根拠探しだけでPart7のスコアは伸びる?
根拠探しを意識することで、Part7の正答率は安定しやすくなります。
ただし、根拠探しだけで必ず大きくスコアが伸びるわけではありません。
Part7でスコアを伸ばすには、単語力、文法力、読解スピード、時間配分も必要です。
根拠を探す力は、その土台の上で正解を選ぶ精度を高めるための力です。
たとえば、根拠文が見つかっても、その英文の意味が分からなければ正解を選ぶのは難しいです。
また、根拠を確認するのに時間がかかりすぎると、最後まで解き終わらない可能性もあります。
根拠探しは、Part7対策の中心に置きたい重要スキルです。
ただし、単語・文法・時間配分とセットで強化することで、よりスコアアップにつながりやすくなります。
TOEIC800点以上を目指す方は、TOEIC800点を目指す人におすすめの参考書まとめもあわせて確認してみてください。
まとめ:TOEIC Part7は根拠の見つけ方を意識すると正答率が安定する
TOEIC Part7で正答率を安定させるには、なんとなく本文を読むのではなく、正解の根拠を見つけながら解くことが大切です。
本文のどこに答えがあるのか、選択肢とどのように言い換えられているのかを確認することで、感覚解きを減らせます。
特に意識したいのは、設問を先に読んで探す情報を決めることです。
そのうえで、人名・日付・数字などのキーワードを探し、キーワード周辺の英文を丁寧に確認しましょう。
また、復習では正解番号だけを見るのではなく、根拠文と言い換えを確認することが重要です。
不正解の選択肢がなぜ違うのかまで確認できると、次に似た問題が出たときに対応しやすくなります。
- 設問を先に読んで探す情報を決める
- キーワード周辺の英文を丁寧に読む
- 本文と選択肢のパラフレーズを確認する
- 不正解の選択肢が違う理由まで見る
- 復習時に正解の根拠文へ線を引く
Part7は、最初から完璧に解けなくても大丈夫です。
根拠を確認する復習を続けることで、少しずつ「どこを読めば答えがあるのか」が見えるようになります。
TOEIC Part7をさらに強化したい方は、TOEIC800点を目指す人におすすめの参考書まとめも参考にしてみてください。